この度、ディマンドワークス代表 齊藤孝浩(タカサイトウ)の3冊目のビジネス書が出版されることになりましたのでお知らせ致します。
「アパレル・サバイバル」(ソフトカバー単行本)
齊藤孝浩著 日本経済新聞出版社
1620円(税込) 2019年2月21日発売
https://amzn.to/2I7wh7t
テーマは これから10年のファッション消費の未来です。
これまでの日本のファッション流通革新を振り返ると…
おおよそ10年周期で、なおかつ欧米の10年後を追随して起こって来たというのが筆者の持論。
2008年のH&M日本上陸をきっかけに起こった「ファストファッションブーム」から10年が経った現在、
アパレル市場では新たなパラダイムシフト=時代の大転換が起こり始めています。
本書では長年 ファッション専門店の店頭在庫最適化に携わって来た専門家の立場から
国内海外の最新ビジネスの潮流やオンラインとスマホの中で起こり始めた事例をわかりやすく紹介しながら
消費者を取り巻くショッピングのデジタル革新と未来の持続可能なクローゼットの中のワードローブの循環について考察しています。
執筆にあたり
・ファッション流通の未来を考える経営幹部の方
・ファッションテック革新にご興味のある
IT企業およびシステム構築に携わるエンジニアの方
・ファッション専門店の商品・営業部門および販売に携わる方
・ファッション業界に関心のあるマーケッター、ビジネスパーソン
に読んで頂きたいと思って書き上げました。
書店で見かけたら是非お手に取って頂ければ幸いです。
■本書に登場する企業やブランド
Primark、ASOS、Boohoo、TJX、ROSS、Nordstrom Rack、Next、Selfridge、ZARA、ユニクロ、 H&M、Amazon、ZOZO、メルカリ、Nike、Bonobos、
WEAR、IQON、ZOZOテクノロジーズ、エアクローゼット、Sensy、XZ、Lenet、minikura(寺田倉庫)、オンワード樫山、StichFix、Polyvore、Letote and more…
【目次】
◆プロローグ
「パラダイムシフト」でチャンスをつかめ
◆Her Story
10年後のファッション消費の未来
◆第1章 ファッション流通革新は10年周期で起こる
時代のキーワードは「サステイナブル」へ向かう
◆第2章 欧米では今、何が起こっているのか?
・さらなる低価格化・ファスト化の潮流
・イギリスのオンラインで成長する「ウルトラ・ファストファッション」
・ブランドファッションを激安販売!オフプライスストアの裏側
・デジタルコマース化の潮流
・ロンドンで普及する「クリック&コレクト」と「スキャン&バイ」
・各社が解決しようとするショッピングのストレス
・当てにならないイギリスとアメリカの宅配事情
・在庫データのリアルタイム化と可視化
◆第3章 次の流通革新を考える
ファッションビジネスとショッピングの課題は何?
・なぜアパレルビジネスは難しいのか
・販売価格に企業のリスクヘッジを上乗せ
・全体最適で徹底させた効率化
・ファストファッションの光と影
・消費者が抱えるショッピングの不安
・顧客に「失敗」させない、ZARAの最適解
◆第4章 インターネットが変えたショッピングの常識と残された課題
・オンラインショッピングが解決したショッピングの悩み
・ゾゾタウンが実現した流通革新
・メルカリがファッション購買にもたらした新しい価値観
・コーディネートで消費されるファッション
・変わる実店舗のあり方
◆第5章 テクノロジーの進化を享受するのは誰か
・企業から消費者に変わる主体
・コーディネートを起点に新しい服を買う
・ユーザーが編集するオンラインファッション誌
・「プロに選んでもらう」という付加価値
・新たな流通革新の需要を探れ
・変わる中古品の価値
・増える都会の生活者に贈る収納サービス
◆第6章 サステイナブルなファッション消費とは?
・これから10年で実現する持続可能なワードローブの循環
・10年後のファッション消費の未来と役割
◆エピローグ 消費者が主役になる世界